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最近よく耳にするグルコサミンとコンドロイチンについて、情報提供しています。
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コンドロイチンは、正式名称をコンドロイチン硫酸ナトリウムといいます。その名前の由来はギリシャ語のコンドロスからきており、軟骨という意味なのです。

 その名前の通り、コンドロイチン関節の軟骨の部分に多く含まれているもので、たんぱく質やヒアルロン酸とともに存在して、軟骨の緩和剤になっています。

 コンドロイチンは、軟骨以外にも皮膚の結合組織をはじめあらゆる組織の中にあるのです。コンドロイチンは医薬品として使われており、たとえば関節痛や腰痛、五十肩の治療薬として、また角膜の保護にも使われています。

 コンドロイチンは関節の健康や皮膚の保湿に効果があるので健康食品としても注目されています。自然の中でのコンドロイチンは、納豆や山芋、なめこ、オクラなどの粘りけのある食品に多く含まれています。

 動物性の食品の方が植物性の食品より吸収効率がいいといわれていますが、コンドロイチンが含まれる動物性の食品というと鶏の軟骨やサメ、フカヒレ、またドジョウやウナギなどといったあまりよくは食べないものばかりです。しかもそれらの食べ物を大量に摂取しなければコンドロイチンは体内に吸収されません。

 そんな難しい方法で摂るよりは、サプリメントなどのほうが便利です。サプリメントとしての原料はもともと鯨や牛から取っていましたが、BSEの問題や捕鯨禁止の問題が出るようになりました。そのため、現在のコンドロイチンは主にサメから取られたものになっています。

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グルコサミンは、体内では年齢とともに減少していき、そのせいで関節炎などが起こるのですが、グルコサミンは摂り込んでも副作用がない成分なのです。

それでは関節炎という病気はどういうものかというと、それは関節に関わる病気一般を指すものと思っていいでしょう。関節炎の種類はなんと100種類を越えるほどあり、それらは関節がどんな症状かによって、炎症性と悪化症とに分けられます。炎症性関節炎というのはリューマチや痛風もふくまれ、関節のまわりの結合組織の炎症も入ります。悪化性関節炎には変形性関節症や何かが直接原因となっておこる外傷性関節炎が含まれます。

関節炎にかかりやすい人は体重が重すぎる人、姿勢が悪い人、遺伝、長時間にわたる激しい手作業をしている人などです。こういう要因に心当たりがある人は、サプリなどでグルコサミンやコンドロイチンを摂取するといいでしょう。

関節炎になりやすいところは、指や背骨の下部、膝、股関節などで、治療としては鎮痛剤による痛みの緩和以外ほとんどないといわれていますが、この鎮痛剤が逆に症状を悪化させる場合もあるという専門家もいます。そこでグルコサミンの出番で、グルコサミンは副作用がほとんどない奇跡的な治療薬とまでいわれています。関節のクッションの役目をしている軟骨と自然に溶け込める成分であるため、軟骨を傷つけたり、関節炎を悪くする心配はありません。

グルコサミンは軟骨が作られる過程にごく自然に働きかけ、コンドロイチンは古い軟骨が壊れるのを食い止める役割をします。グルコサミンとコンドロイチンがいかに関節炎に有効かということがわかるのではないでしょうか。

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