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最近は、健康ブームからサプリメントのテレビCMなどで、おなじみの成分になりましたね。
コラーゲンとヒアルロン酸は、中年女性の美容にとっても、人気の成分ですが、だいたい、高齢者の健康、特に関節の痛みなどに良いんだろうという、漠然とした印象を持っている方がほとんどだと思います。
簡単に各成分の働きをまとめると、保水機能があって関節の潤滑油の働きをするのがヒアルロン酸、関節間のクッションの役割をするのがコラーゲンだといわれています。そして、コンドロイチンは、その二つの働きを高める働きをするということですね。では、グルコサミンは?グルコサミンは、軟骨の組織形成を進める働きです。
こうした成分が総合的・相乗的に働いて、高齢者の関節の動きをスムーズにしてくれるんですね。
すべての成分ではあなくても、そのうちのいくつかはしっかり補って、毎日のスムーズな生活を楽しみたいですね。
グルコサミンは、カニやエビなどのキチン質の主要成分として自然界に多量に存在しています。
単一成分、またはコンドロイチン(コンドロイチン硫酸)との混合物として、サプリメントや健康食品として販売されていて関節によいとされています。
一方、コンドロイチンは、医薬品のコンドロイチン硫酸ナトリウムとして医療現場でも使用されています。
◆点眼液で角膜表層の保護
また、健康食品、サプリメントとしても、高齢者を中心に、ヒアルロン酸同様によく利用されています。
保水力の強い成分として化粧品などにも使われるヒアルロン酸が有名ですが、コンドロイチンの保水力も同様に強力で、その力で関節組織を保持しながら関節の動きをなめらかにします。骨と骨の連結部分は軟骨によって覆われ、軟骨同士が直接触れ合う部分は関節液に溶けたヒアルロン酸で満たされています。
軟骨があたる部分が滑らかだと、骨同士の摩擦をぐっと抑えることができます。それによって関節は激しい動きでも痛められることがないのです。しかし歳をとるとだんだんコンドロイチンが減少し、その機能も衰えて、軟骨のクッションの役目をする力も落ちていくのです。コンドロイチンが不足していると軟骨が磨り減ってしまい、骨がじかにあたって関節痛を起こしてしまいます。
骨同士が直接ぶつかると、骨を覆っている骨膜が過敏になり、関節の痛みを起こしてしまうのです。関節は人の体の中で、腕や膝、首など様々な部分を支えたり動かしたりするために大変大切な部分です。体の中でコンドロイチンが充分に合成できなくなると、関節の痛みを起こすようになります。
しかし、コンドロイチン不足になっても、再びコンドロイチンを補うことで元の状態を取り戻すことができます。コンドロイチンは痛みを起こす物質に吸着して痛みを抑える作用を発揮します。コンドロイチンが炎症を緩和する力は、関節液を補充して関節の細胞を活性化することでもあります。
体を保護し水分の蒸散を防ぐ働きのある皮膚は、一番外側にある部分で表皮と呼ばれています。真皮というのは、表皮の下にあり血管、神経、筋肉などがまじった、皮膚と筋肉とを繋ぐ皮下組織と続いているところです。一般的に真皮の部分が皮膚そのものといわれます。
そこには70%のコラーゲンと1%弱のコンドロイチンが含まれています。コンドロイチンは、皮膚の水分量を保持し、皮膚機能を維持するためにとても重要な役割を果たしていますが、皮膚組織の中でコンドロイチンの比率は多くはありません。コンドロイチンがたくさんあるのが、健康な肌といえるでしょう。水分をたっぷりと補給してコラーゲンの機能を助けてくれているからです。
加齢によって表皮の代謝機能が低下すると、皮膚表面にできたメラニン色素が定着してシミの原因になります。コンドロイチンを含む皮膚は表層の活性化を促すので、シミ対策にも有効です。サプリメントの中でも美容目的のものに、たくさんコンドロイチンが含まれるものがあるのもこういう理由なのです。